産後の基礎知識
出産後の体の変化や注意点などを紹介します。
日本では医療の発達によって、出産で命を落とす人はかなり少なくなりました。
ですが、妊娠や出産が母体に与える影響は甚大ですし、
いまもって、「出産が命がけ」であることは事実。
そして、産後は「全治3ヶ月の交通事故」にあった程度のダメージを受けています。
出産後の家事育児のためにも、
産後は無理をせず、ゆっくりと養生をするようにしましょう。
日本では医療の発達によって、出産で命を落とす人はかなり少なくなりました。
ですが、妊娠や出産が母体に与える影響は甚大ですし、
いまもって、「出産が命がけ」であることは事実。
そして、産後は「全治3ヶ月の交通事故」にあった程度のダメージを受けています。
出産後の家事育児のためにも、
産後は無理をせず、ゆっくりと養生をするようにしましょう。
- 産後の過ごし方について
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産後に重要なのは、お産を終えて疲れた心身を回復させることと、 赤ちゃんのお世話、この2つです。 10ヶ月かけて、鶏卵大から赤ちゃんが過ごすほどに大きくなった子宮を、 産後は、6週間という短い時間で元に戻します。 赤ちゃんを産み出すため、おなかや下腹記事を読む 2015年06月10日
- (1)出産直後
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赤ちゃんを産み、胎盤の娩出も終わったあと、 数時間の間は、経過観察のために寝たきりのまま過ごします。 病院では、回復室と呼ばれる部屋で過ごします。 助産院では、出産したそのままの状態で、赤ちゃんと一緒に寝ていることになるでしょう。 出血や感染症記事を読む 2015年06月10日
- (2)入院中(産後1週目)
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赤ちゃんのお世話と、自分の食事・トイレ以外は、ママは寝たきりです。 悪露、会陰の痛み、後陣痛など、いろいろなトラブルがあるので、 痛みをケアするように、ゆっくりした動作を心がけましょう。 →産後のトラブル参照 病院では、子宮収縮を促し血栓症を防ぐた記事を読む 2015年06月10日
- (3)産後2週目
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じゅうぶん安静にしなくてはいけない時期です。 家事はパパや家族にお願いし、 布団は敷いたままで、寝たきりに近い状態で過ごしましょう。 おっぱい・おむつ替え・抱っこと、 新生児の赤ちゃんのお世話は昼夜もなく、大変です。 赤ちゃんが寝ている間は、自分記事を読む 2015年06月10日
- (4)産後3週目
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産後の痛みもやわらぎ、不快症状も薄らぎ、 体が少しずつ回復してくるのを感じますが、動き始めるのは無理のない範囲にとどめます。 重いものを持ったり、長時間立ったりするのは避けましょう。 急に動くと、悪露が増えたり血性に戻ることもあります。 周囲の協力記事を読む 2015年06月10日
- (5)産後4週目
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床上げの時期です。家事も気をつけながら行います。短時間の外出もよいでしょう。 まだ体は完全に回復してはいないため、無理をしたり睡眠不足にならないようにしましょう。 1ヶ月検診で産後の経過を確認し、許可が下りれば、入浴や性生活も可能です。記事を読む 2015年06月10日
- (6)産後5週目以降
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1ヶ月検診で回復が順調と診断されたら、 自分の体調をみながら、普段の生活に戻していきます。 とはいえ、赤ちゃんのお世話がある毎日ですから、 1日の疲れをためないように、休息が取れる時間があったら休むようにします。 家に閉じこもっていたストレスもある記事を読む 2015年06月10日
- 産後のからだの変化について
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産後の身体は妊娠・出産という大仕事を終えて、 本来の状態に戻るために急激に変化していきます。 出産(分娩)を終えると、妊娠中に増えた体重のうち半分は減ります。 残っている増加分のほとんどは水分で、 これらは尿や汗となり、数週間のうちに体外に記事を読む 2015年06月11日
- 産後の子宮
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分娩直後から、大きくなった子宮はもとの大きさに戻ろうと収縮を始めます。 ほぼ元の状態に回復するには4~6週間位、その間子宮から分泌物が出続け、 これがすっかりなくなるのに3~6週間位かかります。 その分泌物を悪露(おろ)といいます。 悪露は出産時に記事を読む 2015年06月11日
- 産後の膣
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膣は出産時に赤ちゃんが通る道(産道)です。 出産によって広がったことで、産前より伸びて緩くなったように感じる事が あるかもしれません。 これは筋肉が伸び緩んでしまったせいで、産後4週間もすると徐々に戻りますが、 妊娠前と同じ状態に戻すことは難しいで記事を読む 2015年06月11日